福岡では今月21日に竜巻が発生しましたね。
翌日の朝刊の一面にもなっておりました。
福岡での竜巻なんて、あまり記憶にありません。
そこで気になったので調べてみました。
「竜巻はなぜできるのか?」
まだ解明されていない部分もあるそう。
簡単な説明だと・・・
竜巻は積乱雲が発達するような、天候が不安定なときに発生する事が多い。
積乱雲が発達する際に発生する上昇気流。
上昇気流と下降気流の作用により積乱雲が回転をはじめると、雲の底に向かう
上昇気流と空気が激しく回転していく、それが竜巻になる。
日本では年間20個ほど発生し、いつどこで発生してもおかしくはないそう。
気象庁の竜巻の定義は
「激しい空気の渦巻で、大きな積乱雲の底から漏斗状に雲が垂れ下がり、
陸上では巻き上がる砂塵、海上では水柱を伴う。」だとか。
詳しい説明だと・・・
積乱雲の周辺には上昇気流と下降気流の領域がある。
下降気流の領域では集中豪雨が降っていて、大気の下層を冷やすとともに
自らの重さで大気を押し下げて下降気流を増強する働きがある。
上昇気流の領域では、下降気流により冷たくなった空気の層の上を、
暖かく湿った空気が乗り上げるようにして上昇することで上昇気流が発生している。
このような環境の下では、重く冷たい下降気流の部分に比べて、
軽く暖かい上昇気流の部分の気圧が低くなり、上昇気流の部分を中心として、
低気圧と同じ方向 (北半球では反時計回り、南半球では時計回り) に気流が渦を巻いて
回転し始める。すると、小規模 (水平距離が数km~数十kmくらい) の低気圧ができる。
周囲を回転する空気には遠心力が掛かり渦の外側に引っ張られるため、
中心部の空気が薄くなって気圧が下がる。一方気圧が下がることで、
気圧傾度力が働いてさらに周囲の空気を巻き込む。また、この規模の渦には
地球の自転に起因するコリオリ力という力も働くため、気圧傾度力・遠心力・
コリオリ力の3つの力が均衡して、低気圧としての気流の循環を維持している。
冷たい下降気流と暖かく湿った上昇気流が衝突していて、気流の衝突によって
、この前線面では大きな風速差や気流の乱れが生じる。これをウインドシアという。
ウインドシアのある状況下では、小規模で短命な気流の渦が多数、現れては消えることを
繰り返す。このような多数の渦のうち、ごく少数の渦が発達して上昇気流と結びついて、
竜巻に成長するのではないかと考えられている。
ただ、「竜巻のもと」となるこの渦の発達のきっかけについては、詳しく解明されていない部分が多く、現在も気象学や流体力学の観点から研究が続けられている。
だそうです
(参考/Yahoo!きっず 竜巻-wikipedia)
竜巻が発生しやすい天候に、
熱帯低気圧の通過時
温帯低気圧 (熱帯低気圧以外の低気圧) ・寒冷前線・停滞前線の通過時
大気不安定時
の三つが上げられるそうです。
気象庁のホームページには
「竜巻発生確度ナウキャスト」
という短時間予報システムがあります。
もしかしたら・・・と感じたら、参考にしてみてください。
moimoiでした